鉛筆のドラキュラ

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CSRって何かという質問(面接の「質問ありますか?」で使える)

 

 

CSRって何かという質問

 

こんばんわ。ヘチマです。

今日はCSRとはなんぞやという質問に対して考察していきたいと思います。

会社でCSRの講義があり大学教授からCSRについて学んできました。

 

その前に、最近CSRは就活生の会社選びの指標のひとつになっているらしく、予算や人員を投入していきたいと考える企業が多いらしいです。意外でした。昨年就活をした僕ですが、CSRなんて見てもいなかったです・・・

今年からはもし、面接官に広報部や経営に携わる方がいて、CSRの話が少しでもできれば評価が上がる可能性があると思います。もしくは最後の質問タイムの中でCSRについて質問するのもいいと思います。

 

ではCSRの話をしていきます。

講義の中で一番繰り返し言われたことは、今の時代のCSR

 

CSR=社会的責任 ではないということです。

 

では何かというと、

 

 

CSR=社会的課題の解決+経営的成果

 

社会的課題とは、環境問題、紛争、児童労働、医療問題、教育格差などです。

経営的成果とは売上高や利益のことです。

 

つまり、企業が単に社員を派遣してゴミ拾いや清掃ボランティアするのではなく、

社会の課題を解決するようなサービスや商品を提供し、自社の利益を拡大させるということです。

 

例えば、トヨタプリウスLIXILの2ドルトイレなどが挙げられます。

 

LIXIL2ドルトイレ

limo.media

 

これまでのボランティアや寄付、清掃などの社会貢献と法令遵守やガバナンスなどの狭義のコンプライアンスに加えて今後は、

 

「社会的課題を解決する起点となるビジネスの創出」

が求められています。

 

Xserverドメイン

ここまで話を聞いて、

ビジネスにするって簡単に言うけどそんなのできるのか?

と思いましたが自分なりに解釈すると、

 

間接的かつ長期的観点から成長を目指す経営方針の1つがCSRブランディングに繋がっていくのだなと思いました。

当たり前ですが、利益を出しながらと聞くとブランディングという視点を忘れてしまっていました。でもまあ、最初にCSRビジネスに投資できる資金と寛大な経営者がいないとできませんね。

 

次に、では広報部の一員として一体何ができるのだろうかということです。

結論から言うと、

社内の事業を調べCSRっぽいものをピックアップすることとそれを外部発信すること。

 

結構な確率で広報部以外CSRを理解している人はいません。

(しかしながら、意外と身の回りある小さなCSRはあるんです。)

なので自分たちが手がける業務がCSRに関わるなんてわからない筈です。

そこを代わりに見つけるのが広報部の仕事だと思います。

またそれらを社内報のみの内向けの発信にするだけでなく、一般消費者や株主にも多様なメディアを使って伝える必要性があります。

 

と言うような感じです。

ですので、広報の仕事で求められるのは圧倒的に調整力です。

営業の方やエンジニアの方が急に「あなたの業務にCSR活動が含まれるかもしれないので、ここ数ヶ月の業務内容を教えてくれ」と広報部の人に頼まれても、話を聞いてくれません。

 

利害関係がない人とコミュニケーションを図って、欲しい情報を獲得する

 

これは中々難しいです。特に社会人になると基本損得が前提にあるのでハードルは高くなりますが、広報業務を遂行するのに求められるのはこの力が大きいです。

 

 

もし面接で聞かれたら具体的なCSRの活動を織り交ぜながら、上記のようなことを言いながら自己PRに繋いでいけばいいかなと思います。ぜひ試して見てください。

 

 

管理人:徳永