就活:面接で嘘はばれない?
こんばんわ。ヘチマです。今回は面接で嘘をついても良いかという質問に答えて行きたいと思います。
就職活動の面接の場で自分の経験をアピールするとき、経験をしていない事や、ちょっとした誇大表現をしていいのか悩む時期があると思います。
結論から言うと、、、
能力次第では嘘も大丈夫です。
(ここで言う能力は後ほどお話します。)
なぜ大丈夫かと言うと、面接官のおじさん達は年齢がふた回りも離れた子達がやっていることなど全くわかりません。純粋な子供のように「そんなこともあるのか」と聞いてくれます。実際に僕も誇張した経験はありました(笑)。
どれくらいの嘘ならアリか線引きが難しいと思いますが、全くの嘘はたとえ5分の面談でもばれないようにするのは難しいです。どこかで綻びが生まれます。面接官は関心があり興味津々で聞いてくる分、矛盾には敏感です。
なので全くの嘘は難しいですが、誇大表現はバレません。なぜなら論理が破綻しないから。3位が1位になろうが、100人規模が300人規模のイベント運営だろうがそこに行き着くまでのプロセスは変わりません。結果は結果です。なので誇大表現は基本的にはバレません。
ですが、、、、
中には学生を斜め上から疑いかかってくる面接官もいます。大企業の3時面接やコンサル会社、マーケティング会社、シンクタンク、外資系などに多いような気がします。
彼らは人事のプロです。心理学も学んでいる方が多いです。そして論理的です。感情を数値化するために計算式を作るような人達です。少しでも就活生の矛盾や綻びを見つけるために意地悪な質問をしてきます。
意地悪というか全く別の視点からという感じですね。
あなたがサークルでイベント当日の苦労を話して上手くいったことを話しても、そのイベントの予算の資金繰りや支出額と収入額の割合、支出しかないならなぜそのイベントをやったのか(もちろん面白そうだったからではとおりません。携わった何かの価値向上に繋がったことをアピールするう必要があります)など経営的な質問を投げかけます。特に財務関係やスケジュール、人材管理などです。
難しいですが、逆に最初からこのような経験があれば面接官を唸らせることが出来ます。
だいぶ話が逸れましたが、はじめに言った嘘がバレないための能力というのは、
咄嗟の論理的思考力です。矛盾が出ないように、かつ質問にすぐ答えるようにできれば嘘だとバレません。
ただしつこく深く掘り下げられるといつかボロが出てしまう可能性があります。
一度嘘を疑われると再び信頼を得るのは難しく評価が下がります。挽回はできないと言っていいでしょう。そのリスクを回避するなら嘘はお勧めしません。しっかり地味な経験でも論理的に自分の力を説明できる箇所を見つけてください。
ただ嘘を突き通す力に自負があれば、その力を発揮できれば最終面接までは絶対に進めます。その力は社会に出たら一番重宝される力だからです。もしかしたら嘘だと分かっても高評価を与えるずるくて賢い面接官がいるかもしれません。
みなさん、自分の能力や重視することを鑑みて面接の場で嘘をつくべきか判断して見てください。(インターンなどで嘘を試すのもアリかなと思います)
では本日はこの辺りで失礼します。
次回からは僕の実例をもとにESの書き方を紹介していきます。
キングコング髑髏島の巨神 キングコングと人種差別
はい、今日は。ヘチマです。
今回はジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督の「キングコング髑髏島の巨神」について書いてみたいと思います。日本では2017年3月25日に公開しましたね。
僕は運よく試写会に当たりました。また二週間後に4DXで観てきました。
前回公開されたキングコングは2005年なので12年ぶりですね。
では本編に
2017年のキングコングの感想です。
ロバーツ監督は大の日本好きらしいです。プロデューサーさんが嬉しそうに話していました。作品にも「日本」が随所に出てきます。
まず最初の最初、第二次世界大戦の空中戦でアメリカ兵と日本兵が髑髏島に墜落するところから始まります。俳優さんはギタリストの「雅」。日本人らしい顔立ちではないですが、めちゃめちゃかっこいいです。
そして、ここでは誰のセリフか伏せますがこの映画で一番の名言があります。
「不名誉より死を」
この名言やばいです。かっこよすぎです。諸注意ですが、僕は字幕で見ることをオススメします。このシーンを観たらなぜ字幕を勧めたか意味がわかると思います。
日本好きって言ってるから何処と無く、どんな人が言うセリフかわかりますかね笑
それでもって、最後の最後、、、、、、、、、、、、
あの
我が国のお家芸、特撮映画のヒーローーーーーーーーー
ゴジラが登場します!!!!!!!!!!!!!!
と言っても「鳴き声」なんですが。そしてちょっと影的なものが。
エンドロールの後に流れるんで皆さん、エンドロール中に帰らないでくださいね。
エンドロールに東宝の撮影協力って字が見えたので果てどこかなーと思っていたんですが、まさか、、、、、、、でしたね。
再来年?に公開されるゴジラVSキングコングへと繋がるシーンが2分ほどあります。鳥肌モンです。
あとは、そうですね、
キングコングと人種差別の話をしてみたいと思います。大学の映画論で最初に習ったのがこれでした。
原作はキングコングを黒人に見立てた人種差別的な背景を含んだ映画と言われています。メリアン・C・クーパー監督は映画監督をやる前は文化人類学者でもあったそうです。
科学技術が優れた白人の調査隊が未開拓の地に足を踏み入れると、キングコングがいて、野蛮な先住民族(≒黒人風)がいる。キングコングが白人のヒロインに恋をするが叶わず、アメリカの都会の中で居場所がなく殺されてしまう。
最後の「キングコングは美女に殺されたんだ」という有名なセリフは、異人種間結婚、恋愛は許されないってことを意図していると言われています。
しかし、2017年のキングコングは、調査隊に白人、黒人、アジア人がいます。先住民も温厚?言葉という文化がないアジア系の顔の人々です。
ロバーツ監督は、キングコング=人種差別映画という概念をぶち壊したかったのではと思いました。圧倒的な迫力を映像に見出して、キングコング=特撮映画、アクション映画を確立したかったのだと。
原作も好きですが、迫力にぶっ飛んだ2017版キングコングも大好きです。
以上ありがとうございました。
コメント、感想があればよろしくお願いします。
「君の名は。」とマーケティング分析
興行収入200億を超えて邦画歴代2位の座を手に入れた「君の名は。」ですが、この映画のマーケティング手法で最初からずっと気になることがありました。それがmovietisingマーケティングです。
・・・・・・・・・・何それ?
はい、そうですよね、聞き慣れないものだと思います。
ざっくり言いますと企業と映画のタイアップでブランド向上しようよと言ったものです。
公開初日、初めて「君の名は。」を観たとき(3回観てます)、ストーリーより気になったもの
・・・・・・・タキくん「南アルプスの天然水」飲み過ぎじゃない?
結構出てきますよね?気になって気になってしょうがなかったです。
集中できなくて、スポンサーなのはわかるけどもっと映画に配慮してよ!と思ったのですが、家に帰ってテレビつけると「サントリーの天然水」を「君の名は。」の主人公のタキくんとミツハがこれでもかと宣伝してるじゃありませんか。
君の名は。/ サントリー CM南アルプスの天然水『重なる想い』篇
やるなーサントリー
と思っていましたが実は恩恵もらったのは東宝じゃないのかなと思いました。
友達とテレビを見ていてこのCMが流れると、「君の名は。のCM多くね?」と言う友達が多いわ多いわ。いやこれサントリーのCMダカラネ・・・いや待てよ、これタイアップで相乗効果狙ってるんじゃ?でもサントリー影薄い・・・・
圧倒的にこのCMを観て君の名は。観に行こうかなーって思う人の方が多いと思います。ただ僕みたいに劇中で天然水に気が散った人はサントリーにも目が行くことでありましょう。それでも君の名は。の威力の方が大きいですね。
少し話が変わりますが、最近アニメーションやトヨタのドラえもん実写化のCMなど様々なアニメキャラとのコラボが増えていますよね。確かに頭に残りますよね。こちらは「企業の宣伝」という印象が強く、広告会社側からすれば成功ですね。
企業と映画宣伝のバランスってなかなか難しいものだなあと感じました。僕は今回のサントリー南アルプスの天然水のCMは映画宣伝の色が濃かったなと思います。実はハリウッドではmovietisingマーケティングが当然の手法となっているそうです。日本の広告会社や映画配給会社の方々もうまく活用してほしいものですね。
海外事例
http://www.elcomercio.com/tendencias/entretenimiento/movietising-concepto-nuevo-de-publicidad.html