鉛筆のドラキュラ

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キングコング髑髏島の巨神 キングコングと人種差別

はい、今日は。ヘチマです。

 

今回はジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督の「キングコング髑髏島の巨神」について書いてみたいと思います。日本では2017年3月25日に公開しましたね。

僕は運よく試写会に当たりました。また二週間後に4DXで観てきました。

 

前回公開されたキングコングは2005年なので12年ぶりですね。

 

では本編に

2017年のキングコングの感想です。

ロバーツ監督は大の日本好きらしいです。プロデューサーさんが嬉しそうに話していました。作品にも「日本」が随所に出てきます。

まず最初の最初、第二次世界大戦の空中戦でアメリカ兵と日本兵が髑髏島に墜落するところから始まります。俳優さんはギタリストの「雅」。日本人らしい顔立ちではないですが、めちゃめちゃかっこいいです。

 

そして、ここでは誰のセリフか伏せますがこの映画で一番の名言があります。

「不名誉より死を」

この名言やばいです。かっこよすぎです。諸注意ですが、僕は字幕で見ることをオススメします。このシーンを観たらなぜ字幕を勧めたか意味がわかると思います。

日本好きって言ってるから何処と無く、どんな人が言うセリフかわかりますかね笑

 

それでもって、最後の最後、、、、、、、、、、、、

 

あの

 

我が国のお家芸、特撮映画のヒーローーーーーーーーー

ゴジラが登場します!!!!!!!!!!!!!!

 

と言っても「鳴き声」なんですが。そしてちょっと影的なものが。

エンドロールの後に流れるんで皆さん、エンドロール中に帰らないでくださいね。

エンドロールに東宝の撮影協力って字が見えたので果てどこかなーと思っていたんですが、まさか、、、、、、、でしたね。

再来年?に公開されるゴジラVSキングコングへと繋がるシーンが2分ほどあります。鳥肌モンです。

 

あとは、そうですね、

キングコングと人種差別の話をしてみたいと思います。大学の映画論で最初に習ったのがこれでした。

 

原作はキングコングを黒人に見立てた人種差別的な背景を含んだ映画と言われています。メリアン・C・クーパー監督は映画監督をやる前は文化人類学者でもあったそうです。

科学技術が優れた白人の調査隊が未開拓の地に足を踏み入れると、キングコングがいて、野蛮な先住民族(≒黒人風)がいる。キングコングが白人のヒロインに恋をするが叶わず、アメリカの都会の中で居場所がなく殺されてしまう。

最後の「キングコングは美女に殺されたんだ」という有名なセリフは、異人種間結婚、恋愛は許されないってことを意図していると言われています。

 

しかし、2017年のキングコングは、調査隊に白人、黒人、アジア人がいます。先住民も温厚?言葉という文化がないアジア系の顔の人々です。

 

ロバーツ監督は、キングコング=人種差別映画という概念をぶち壊したかったのではと思いました。圧倒的な迫力を映像に見出して、キングコング=特撮映画、アクション映画を確立したかったのだと。

 

原作も好きですが、迫力にぶっ飛んだ2017版キングコングも大好きです。

 

以上ありがとうございました。

 

コメント、感想があればよろしくお願いします。